1.3. プログラムの作成・コンパイル・書き込み
概要
- Arduino におけるプログラミングの方法について学ぼう
プログラムの書き方
- Arduino IDE を開いて,新規スケッチを作成する
- Arduino では,プログラムを「スケッチ」と呼ぶ
- Arduino のスケッチは ".ino" という拡張子を持つ
- Arduino のスケッチは,
setup
とloop
という2つの関数から構成されるsetup
は最初に一度だけ実行されるloop
はsetup
が実行された後,繰り返し実行される
// 最初に一度だけ実行される
void setup()
{
// この中にプログラムを書く
}
// setup が実行された後,繰り返し実行される
void loop()
{
// この中にプログラムを書く
}
コンパイルと書き込み
- スケッチを書いたら,コンパイルして Arduino に書き込む
- コンパイルは,スケッチを機械語に変換する作業
- 書き込みは,機械語で書かれたプログラムを Arduino に書き込む作業
- コンパイルと書き込みは,Arduino IDE のツールバーにあるボタンを押すだけで行える
- 左上の「✔」ボタンがコンパイル
- 右上の「→」ボタンが書き込み
- コンパイルによってプログラムが正しく書かれているかを確認することができる
- コンパイルエラーが発生した場合は,表示されたエラーメッセージを参考にプログラムを修正する
- 書き込みによって,作成したプログラムを Arduino に反映することができる
- 書き込みが成功すると,Arduino でそのプログラムが実行される
- Arduino IDE では書き込み前に自動でコンパイルが行われる