2.1. Hello World
概要
- "Hello World" とは,プログラミングで最初に行う例題
- はじめに文字を表示し,Arduino でのプログラミングを体験してみよう
ソースコード
void setup()
{
Serial.begin(9600); // 通信速度 9600 bps でPCとシリアル通信開始
Serial.println("Hello World!!"); // 文字列 "Hello World!!" を出力
delay(1000); // 1000 ms 待つ
Serial.println("Setup!"); // 文字列 "Setup!" を出力
delay(1000); // 1000 ms 待つ
}
void loop()
{
Serial.println(F("Loop!")); // 文字列 "Loop!" を出力
// F() で囲むと使用メモリを抑えることができる(ROMを消費する)
// Serial.println(F("Comment")); // "//" で始まる行はコメント行(実行されない)
delay(1000); // 1000 ms 待つ
}
- 書き込んで実行してみよう
- 文字を変えて試してみよう
備考
Serial.print
,Serial.println
で引数の文字列をF()
(Fマクロ) で囲う事により,メモリ使用量を抑えることができる- 文字列をROMに保存することができ,メモリ (RAM) の少ないArduinoでは有効な手段である
- Arduino のリセットボタンを押すとプログラムはリセットされ,再びソースコードの最初から実行される