2.2. 変数

概要

  • 変数とは,計算結果を入れておく箱
    • 人間は計算用紙に書いていくが,コンピュータは変数に入れていく
    • “型” という概念があり,箱の種類によって入れられるものが違う

ソースコード

void setup()
{
  Serial.begin(9600);
  String s = "String";          // 文字列のための型 "String" 型変数 "s" に "String" を代入
  Serial.print("String: ");
  Serial.println(s);
 
  int i = 10;                   // 整数のための型 "int" 型変数 "i" に 10 を代入
  Serial.print("Int: ");
  Serial.println(i);
 
  float f = 10.0;               // 小数のための型 "float" 型変数 "f" に 10.0 を代入
  Serial.print("Float: ");
  Serial.println(f);
}
 
void loop()
{
}
  • 値を自分で変えて試してみよう
  • 整数は,そのサイズによって, int8_t, uint8_t, int16_t, uint16_t, int32_t, uint32_t と種類がいろいろある
    • u がつくのは正数のみで,つかないものは負数も扱える
    • 数字が大きいほど大きな数字まで扱うことができる一方,その分,マイコンのメモリ(作業スペース)をたくさん使ってしまう
  • 小数にも同様に, float, double と種類があり, double の方がより細かな値を扱える